







療育における親の負担は事業所によって様々ですよね。親子通所と親子分離のメリットデメリットは以下のようなことかなと思っています。
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【親子通所のメリット】
・親同士でちょっとしたことを話せて仲間ができる
・療育を子と共に体験できるので親の学びが多い
・療育小集団における我が子の様子を親が認識できる
【親子通所のデメリット】
・親の負担が大きい
・子どもの自立がなかなか進まない
・親同士のトラブルが起きることもある
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【親子分離のメリット】
・小学校に向けて親との分離が進めていける
・療育の間、親は休息や仕事、育児など、自分の時間が確保できる
【親子分離のデメリット】
・先生が子どもとどのように関わっているのかが親に見えにくいので、虐待が怖い
・親が療育を実際に見る機会がないので、親の学びは親子通所に比べて少ない
・子どもが療育小集団においてどのような状態であるのか認識しづらい
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上記のように、それぞれメリットデメリットがあると思っています。
なので「素敵キッズ」のように「基本的には親子分離だけど、交代で親が付き添う」というシステムは、私は「とても良いな!」と思ったのでした。
ただ、私がメリットデメリットだと認識していることも、人によってはそうではないんですよね。
例えば、知的な遅れがなくてその日の出来事を話せる子だったら、被害を訴えることができる子だったら…おとのように発語が少ない子よりも、先生から虐待にあう可能性は低くなると思いますし、療育での様子も親が認識しやすいと思います。
それに
「先生は信頼できるし、そんなことは気にならない」「様子はなんとなくわかればいい」「仕事や下の子の育児が忙しくて、大変な付き添いなんてできない」
と思う親御さんもいると思います。それが間違っているとも思わない。
なので我が家は「素敵キッズ」がおとの特性と私の考えに合っていたのですが、そうではない家庭もあると思うし、それで辞めるというのは仕方ないことだと思うのでした。
そう…「素敵キッズ」を辞めてしまう子が、おとの同期にも何人かでてきます。それはまた後々漫画に描いていきます。療育って相性大事だなあ…としみじみ思うのでした。
おわり
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