パート先のお姉様、柿崎さん５

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ヒューマンエラーについて

梨本さんが言っていた「人は誰でもミスをする、だからミスを防ぐ仕組みづくりに注力すべき」というヒューマンエラーの考え…

私が新卒で入社した会社の部署（事務部門）でもヒューマンエラーの考えは重要視されており、様々な対策を行っていました。

ヒューマンエラーとは、人間の不注意や判断ミス、操作ミスなどによって発生する失敗や事故のことです。

ヒューマンエラーが起こる原因は様々です。疲労やストレス、集中力低下、作業環境が劣悪、マニュアルが不明確・不備がある、教育・訓練不足など…

私が新卒入社した会社で教わったことなんですが、重大なヒューマンエラーが起こる前には軽微なヒューマンエラー「インシデント」が何回か積み重なるので、インシデントの段階でどのくらい対策できるかが重要となってきます。

具体的な対策は、この時梨本さんが作ってくれたアクセスのように、自動的にミスを防ぐ仕組みづくりも大切なのですが、基本的なマニュアルをわかりやすく整備する、チェックリストを整備する、ダブルチェックからトリプルチェックにする、教育に時間を割く、人員が足りなければ増やす…なども挙げられます。

しかしですよ。

経験上、個人でミスしないように注意することもかなり重要なんですよね。トリプルチェックの３人が３人雑にやってたら意味ないですし…。

なので柿崎さんがミスしないよう対策しなかった真山さんも良くなかったとは思うんですが、アクセスなんて誰でも簡単に組めるわけではないし、そもそも柿崎さんが超絶爆速適当なので、真山さんも仕方なかった部分も大きいと思います。

しかし、そもそも柿崎さんは自分がそんなに真山さんに怒られてるとは認識しておらず、梨本さんが作ってくださったツールも全然ありがたがってなくて、驚愕でした。

そして柿崎さんがここまで美しくなかったら、梨本さんはここまで動いたのだろうかという疑問もあります…。美人は得です。（柿崎さんは爆速で処理したいので、得したとは思ってないだろうけど。）

～おわり～

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