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飯野先生は障害支援センターの初回面談の時のみ同席する精神科医で、この後会うことは一度もありませんでした。
なぜ飯野先生がこんなことを言い出したのか、今でもよくわかりません。思い返してみても、この時のおとの様子は普段と同じで、知的障害がないと断言できるような状態ではなかったと思います。
飯野先生のこの発言により、私はおとに知的障害はないんだと希望を持ってしまい、そのせいで就学前にかなり悩むことになります。
医師の立場で、断言できないなら断言しないでほしかったし、自ら言い出すのもやめてほしかったな…と、忘れられない出来事です。
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