
↓何かから逃げる時、定型発達児は親の影に隠れたりしますが、当時のおとは親を全く頼らなかったのでこういう逃げ方でした。








白鳥先生はおとの特性行動を「かわいいわね」「面白いわね」とよく言ってくださいました。そして本気でそう思っている様子でした。
私は当時おとの特性行動を「かわいい」「面白い」と思う時はあるものの「不思議だな…」「なんでそうなるの!?」と思うことが多かったです。
でも慣れてくると白鳥先生のように、おとの特性を「面白い」「かわいい」と素直に思えるようになってきました。
この当時、白鳥先生がおとのことを「かわいいわね」「面白いわね」とおっしゃってくださると、そう思えない自分に少し罪悪感を感じていました。
ですが、思い返せば、この当時は障害児育児に慣れているわけでもなく、今よりもおとの特性行動が強かったので精神的余裕もなく、さらに障害受容も進んでいなかったので、「かわいい」「面白い」と思えなくても仕方なかったな…と思うのでした。
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Eテレの「バリバラ」が終わってしまいますね。また新しい福祉番組が始まるようですが…。
1か月ほど前に放送されていた「“まち”で暮らしたい! 〜知的障害者の望む生活をつくる〜」という回は、とても考えさせられるものでした。録画で撮りだめしていて最近観たので、リアルタイムの話じゃなくてすみません。
こちらから詳細な放送内容をご覧いただけます。
近年成人した知的障害者の暮らしは、各地で大規模な障害者施設から街でのグループホームなどの暮らしにシフトチェンジしています。
親にとっては「施設に入ってくれた方が安心」ですが、本人にとってはどうなのか?本人がどのように暮らしたいのか?その点について、親主導で考えるのではなく、今後おとの意思を第一に尊重し、一緒に考えていかなければいけないなと思いました。
番組内で、本人が意思を持つために、小さいうちから「選択」させて「選択したものが事実になる」という土台を積み重ねることが大切だというお話がありましたが、本当にその通りだなと思いました。過剰な支援やサポートは本人の意思を奪い、後に本人を追い詰める要因にもなるので、親子であっても適度な距離感を保とうと思ったのでした…。
そしてバリバラのこの回を観て、以前読んだ「条例のある街」という本のことを思い出しました。著者の野沢さんには知的障害を伴う自閉症を持つお子さんがいらっしゃいます。
野沢さんたちが千葉県で全国初の障害者差別をなくすための条例を作ろうとするのですが、色々なことが起こってそれはもう一筋縄ではいかない…というドキュメントです。ここでも、知的障害者の街での暮らしについて詳しく触れられていまして、とてもオススメの本です。
コメント
おはぷ〜可愛過ぎて(*゚∀゚)=3ハァハァ
私も勉強になりますΣ੧(❛□❛✿)
はぐきちさん、ブログへのコメントありがとうございます!
おはぷ~って何なんですかね(;^ω^)偉そうだし…
ありがとうございます!少しでもお役に立てているなら嬉しいです✨